初年度に問われるのは、限られた会期のなかで何人を園に立たせられたか、その一点です。
本提案は最上位KPIを来場者30,000人に置き、そこから逆算した集客設計だけで構成しています。
体験価値・収益性の拡張(AR・デジタルスタンプラリー・IPコラボ・限定グッズ・年間ブランディング)は、
取り下げたのではなく YEAR 2 以降の発展構想へ移しました(P.25)。
① 事業条件は打ち合わせでご共有いただいた内容に基づく整理です。★要確認を付した項目は確定前のため、確定次第、数値と工程を更新します。
② 各経路の人数・転換率はすべて仮説ベースの仮置きです。着手前に「どの経路で何人を獲るか」を合意することを前提としています(P.06)。
③ 施策予算は梅・竹・松の3プランでご提示しています(P.21〜24)。金額は相場データからの参考値で確定見積ではありません。プランの選定と金額の確定は次回の議題です(P.27)。
受託会社が変わり、実施エリアも変わります。
名前も、世界観も、写真も、フォロワーも、検索結果も、レビューも、
今年はすべてゼロから立ち上がります。
しかも会期は約4週間。認知が積み上がるのを待つ時間はありません。
初年度に必要なのは、時間をかけて育てる施策ではなく、
短期間で一気に到達させ、その場で来場行動まで運ぶ設計です。
会期は2026年11月3日〜11月30日を想定。日数・時間帯は確定次第更新します。★要確認
公式アカウントも検索結果も口コミも存在しない状態から始まります。運用を積み上げて認知を作る時間はなく、外から一気に持ってくるしかありません。
約4週間。前半で失速すると挽回する期間がありません。開幕前に来場の予約行動を作っておくことが前提になります。
同時期に寺社のライトアップが数十件走ります。同じ土俵で「紅葉が綺麗です」と言っても埋もれます。別の切り口が要ります(P.13)。
秋の京都には毎日、大量の観光客が滞在しています。遠くから呼ぶより、いま京都にいる人の「今夜」を取りにいくほうが、初年度は圧倒的に速い(P.09)。
「限られた会期で、3万人を園に立たせること」。ブランドづくりも、体験の拡張も、収益設計も、この一点が達成できた翌年に、実績とデータを持って始めます。
| 項目 | 前回のご提案 | 本提案(YEAR 1) | 理由 |
|---|---|---|---|
| 最上位KPI | 来場100,000人/LP経由チケット8,000件 | 来場者 30,000人(単一指標) | 指標を1本にして、全施策を「この人数に効くか」だけで判断できるようにするため。 |
| SNS | 毎日投稿の運用を中心施策に設定 | 中心施策から外す。受け皿・当日情報の掲示板として運用 | ゼロから立ち上げるアカウントのオーガニック到達では、4週間の会期に間に合わないため(P.17)。 |
| 評価軸 | フォロワー数・投稿数・インプレッション | 来場につながったか。経路別の来場人数で評価 | フォロワーが増えても園に人が立たなければ、初年度としては失敗のため(P.19)。 |
| 主な武器 | LP・SNS運用・チケット導線の3点 | 動画を軸にした5本柱(P.11) | 1本の動画を広告・PR・クリエイター・現地サイネージへ多用途展開するのが、短期間では最も効率が高いため。 |
| AR・デジタルスタンプラリー | YEAR 1 の施策として提案 | YEAR 2 へ移動 | いずれも「来場者がいること」を前提に効く施策です。母数のない初年度に投資すると、体験は作れても人が集まらない。YEAR 1 で人数と行動データを取り、YEAR 2 で体験価値と収益性に投資します(P.25)。 |
| IPコラボ | 園内回遊の手段として提案 | YEAR 2 へ移動 | |
| 限定グッズ・物販 | 8点の商品設計を提案 | YEAR 2 へ移動 | |
| 年間ブランディング/年パス施策 | 「4回の壁」を軸にした通年戦略 | YEAR 2–3 へ移動 |
前回ご提案した構想は、そのまま P.25「LONG TERM VISION」 に収めてあります。YEAR 1 で取得する経路別の来場データ・滞在動線・購買行動が、そのまま YEAR 2 の設計図になります。初年度は、その土台をつくる年と位置づけています。
指標を複数持つと、うまくいかなかったときに「別の指標では成果が出ている」という説明が可能になります。
初年度にそれをやると、翌年に持ち越せる学びが残りません。
評価軸は来場者数ひとつにします。すべての施策は、この3万人のうち何人を担うかを事前に宣言したうえで実行します(P.06)。
数値は仮説ベースの仮置きです。
着手前にこの配分を合意し、会期序盤の実績で更新します。
動画は経路ではなく、全経路に配る弾だからです。広告・PR・クリエイター・ホテルサイネージ・LPのすべてが同じ1本の動画から派生します(P.12)。動画の出来が、上の4経路すべての効率を同時に上下させます。
会期中は経路別の来場人数を週次で実測し、この表を更新します。目標に届いていない経路が判明した時点で、広告配分・クリエイター投下・ホテル配布を組み替えます。
各経路の人数は、上流の到達量 × 転換率で置いています。転換率は同種イベントの一般値からの仮置きです。 ここを先に紙に書いておくことで、会期中に「どこが想定より低いか」が即座に分かります。
| 経路 | 上流の到達量(仮置き) | 転換の考え方 | 来場 | ここが崩れたら |
|---|---|---|---|---|
| 自然流入・現地・口コミ | 秋の昼間来園者への園内掲出 接触 120,000人 |
掲出接触 → 夜間来場 6.3% 園内ポスター・チラシ・チケット窓口・公式HP・既存SNS |
7,500人 | 園内掲出の物量と設置位置。最も安く確実な経路なので、ここは必ず確保します。 |
| DIGITAL AD | 出稿費 200万円 ÷ CPM 800円 2,500,000 imp |
imp → LP CTR 1.2%(30,000セッション) → 来場 10%(3,000組)× 2.5人/組 |
7,500人 | 出稿枠。枠が半分なら、この経路の人数もほぼ半分になります。★要確認 |
| MEDIA PR | 掲載 40件 推定リーチ 3,000,000 |
記事接触 → 来場 0.2% テレビ2・新聞4・Webニュース20・観光メディア14を想定 |
6,000人 | 切り口。単なる開催告知では掲載件数が1桁に落ちます(P.13)。 |
| LOCAL NETWORK | ホテル60施設・大学8校・店舗50箇所 接触 95,000人 |
接触 → 来場 5.7% 滞在中・近距離のため転換率は他経路より高い |
5,400人 | 連携先の獲得数。9月中に交渉を終える必要があります(P.18)。 |
| INFLUENCER / CREATOR | 12名 推定リーチ 1,200,000 |
リーチ → 来場 0.3% フォロワー1〜10万のマイクロ中心。大量起用はしない |
3,600人 | 人選。ジャンルが来場動機とズレると、リーチが出ても0.05%程度まで落ちます。 |
広告 30,000 / PR 30,000 / クリエイター 18,000 / ローカルQR 12,000。LPは全経路の合流点です。
90,000セッション → 9,000組 → 22,500人。これに自然流入 7,500人を足して 30,000人。
この5経路のうち、最も金額に連動するのは DIGITAL AD の 7,500人です。広告出稿費が確保できない場合、3万人の4分の1が構造的に欠けます。
その場合は、目標値そのものを引き直したうえで着手させてください。プラン別の予算は P.21〜24、金額の確定は次回の議題です(P.27)。
構成比は P.06 の内訳と対応しています。
①②で全体の約7割を占める設計です。




写真は園内(昼)です。ライトアップのイメージではありません。夜間の見え方は照明計画の確定後、パースで別途ご提示します。
寺社の多くは17時前後で拝観が終わります。夕食までの時間、あるいは夕食後の時間は、
毎晩、数万人分が空いています。
この層は「京都に行こうか」を検討する必要がありません。すでに京都にいて、
あと必要なのは行き先だけ。初年度の集客としては、最も短い距離にあります。
地下鉄烏丸線 北山駅・北大路駅が直結。ライトアップ時の料金・時間は確定次第更新します。★要確認
①ホテルフロント・コンシェルジュ・ロビーサイネージ・QRカード(P.15)/②Google Mapsのビジネスプロフィールと営業時間・写真(P.17)/③検索連動とローカル配信の広告(P.16)/④「今夜の見頃」を載せたLP(P.17)。
この4つは、すべて当日夕方の90分のために置くものです。
この層に対しては、広告で認知を作る必要すらありません。「探している人の前に、確実に出ている」状態を作るだけで来場に変わります。初年度に最も費用対効果が高い投資先です。
| 段階 | この段の仕事 | 担当する施策 | 中間KPI | 落ちている時の打ち手 |
|---|---|---|---|---|
| 認知 | 「そんなものがあるのか」を作る。短期間で一気に到達させる。 | ①VIDEO/②MEDIA PR/③CREATOR/⑤DIGITAL AD | リーチ 680万 | 広告の配信面と予算を増やす。PRの切り口を差し替える。 |
| 興味 | 「行きたい」に変える。ここは動画の仕事で、テキストでは代替できない。 | ①VIDEO(15秒・6秒・縦型)/③CREATORの体験投稿 | 動画視聴 120万 記事精読 30万 |
クリエイティブを差し替える。リーチはあるのに視聴率が低い=冒頭3秒の問題。 |
| 検索・流入 | 調べた人を確実に受け止める。ここで取りこぼすと全施策が無駄になる。 | LP/Google Maps/検索連動広告/ホテルQR | LP 90,000 Maps 18,000 |
LPのファーストビューとCTAを差し替える。検索キーワードを追加する。 |
| 来場 | 「行く」を「行った」にする。距離・時間・料金の不安を消す。 | LPのアクセス・所要時間・当日の見頃/現地サイン | 30,000人 | 経路別に実測し、届いていない経路へ配分を寄せる(P.06)。 |
SNSの運用は、このファネルのどの段にも単独では乗りません。「認知」は広告とPRとクリエイターの仕事、「興味」は動画の仕事、「流入」はLPとGoogle Mapsの仕事です。SNSアカウントはそれらの受け皿として機能させます(P.17)。
なお、自然流入・口コミ経由の7,500人はLPを通らないため、最下段のみに合算しています。
施策を5本に整理しました。①が制作、②〜⑤が配布です。
②〜⑤はそれぞれ担当する来場人数を持ち、その人数に対して責任を負います。
SNSの日々の運用は、この5本のいずれにも含めていません。理由は P.17 に記載しています。
すべての施策は「LP または Google Maps に着地させる」ことを共通の出口にします。出口を1本に揃えることで、どの施策が何人を連れてきたかが計測可能になり、会期中に配分を組み替えられます。この計測設計こそが、YEAR 2 に引き継ぐ最大の資産です。
光は動いて初めて意味が出ます。静止画1枚で「行きたい」に変えるのは、ライトアップでは構造的に難しい。
初年度で、しかも実績写真がゼロの状態なら、なおさらです。
そこでメイン動画1本を制作の中心に置き、そこから全ての尺・全ての用途へ展開します。
制作費は1本分ですが、稼働するのは5つの現場です。
照明計画が確定するまでは、パース・CGによる先行版で広告とPRを走らせる案も併せてご検討ください。
門をくぐった一枚目。「昼とは別の場所だ」と3秒で分かるカット。広告の冒頭にそのまま使う部分です。
園路と樹形。歩くリズムを等速で見せます。「どれくらい歩けるのか」という実用情報も同時に伝わります。
温室・池の反射・大木。寺社にはない被写体だけを選びます。ここが他のライトアップとの差そのものです。
来場者の表情と帰り道。最後を人で終わらせます。「行った人がいる」という事実が、最も強い訴求になります。
15秒版は CUT 01 と 04 のみ、6秒版は CUT 01 のみで構成します。短い尺から先に設計し、本編はその素材の集合として撮影します。逆順で作ると、短尺に使えるカットが残りません。
15秒(YouTube・Meta)/6秒(バンパー)/縦型ショート。3種を同時入稿してA/B検証。
LPのファーストビューを動画に。SNSは固定投稿とプロフィール導線に使用。
音無し・字幕付きの30秒版。ロビーで流れる=毎日数千人に無料で届く。
テレビ・Webメディアへ提供する素材版(テロップ無し)。映像があると採用率が上がる。
起用クリエイターへ素材提供。自撮り素材と組み合わせて発信してもらう。
初年度の映像は翌年の告知・営業・スポンサー提案にそのまま使えます。
秋の京都には、同時期に数十件のライトアップがあります。開催告知のリリースを出しても、
イベントカレンダーに1行載って終わりです。
必要なのは、記者が「これは記事になる」と判断できる切り口。
下の5本を用意し、媒体ごとに出し分けます。
推定合計リーチ 3,000,000 → 来場 6,000人(P.07)。テレビ1本が入ると、この推定は大きく上振れします。
第1弾(10月上旬)=開催決定・切り口①③・動画公開。第2弾(開幕直前)=実際の点灯写真と映像を添えた実施リリース。写真と映像がある2本目のほうが、掲載率は明確に高いため、素材が揃うタイミングに合わせて設計しています。
フォロワー100万人の全国向けアカウントより、京都で今週末どこへ行くかを決めている数万人に届くアカウントのほうが、来場人数では上回ります。
起用は12名。ジャンルを絞り、開催前後に集中投下します。
① 京都・関西の来場圏に読者がいるか
② 「行ってみた」の投稿で反応が出ているか
③ 保存率・コメント率などの行動指標が高いか
④ 夜・光・自然の被写体と相性が合うか
| ジャンル | 人数 | 規模の目安 | なぜこのジャンルか |
|---|---|---|---|
| 京都ローカル | 3名 | 1〜5万 | 読者がそのまま来場圏。最も来場に近い。 |
| 旅行・観光 | 3名 | 3〜10万 | 滞在中の観光客の行き先候補に入る。 |
| デート・おでかけ | 2名 | 3〜10万 | 夜の外出という文脈にそのまま乗る。 |
| 写真・カメラ | 2名 | 1〜5万 | 作例が拡散し、撮りに来る人を連れてくる。 |
| ファミリー・子育て | 2名 | 1〜5万 | 平日・早い時間帯を埋める唯一の層。 |
推定合計リーチ 1,200,000 → 来場 3,600人(P.07)。出演料・起用費は本書に含みません。
接触 95,000人 → 来場 5,400人(P.07)。
他経路より転換率が高いのは、すでに近くにいる人だからです。
「今日の夜に行ける、京都の体験」。ホテルでも大学でも店舗でも、この一言と、所要時間・料金・最終入園時刻だけを載せます。情報を増やすほど、渡された側は判断できなくなります。
連携交渉は9月中に完了させる必要があります。ホテルの館内掲出枠と大学の掲示許可は、いずれも申請から掲出まで1ヶ月前後かかるためです。8月中のご発注が前提になります(P.18)。
同じSNSという言葉で括られていますが、この2つは別の仕事です。 初年度は後者に予算を寄せます。ゼロから立ち上げたアカウントのオーガニック到達は、4週間の会期には間に合いません。
| 運用型SNS | 集客広告 | |
|---|---|---|
| 目的 | 受け皿・当日情報の掲示 | 来場者を連れてくる |
| 到達 | フォロワー中心。積み上げに数ヶ月 | 初日から出せる |
| 評価 | 成果指標にしない | 経路別の来場人数 |
| 今年の位置 | 最小限で運用(P.17) | 5本柱の1つ |
CPM 800円想定で 2,500,000 imp。CTR 1.2% → LP 30,000セッション → 来場 7,500人(P.07)。
プラン別の出稿費は P.23(梅60/竹200/松300万)。金額の確定は次回の議題です(P.27)。★要確認
LP(じっくり調べる人)とGoogle Maps / 経路検索(今夜行く人)。SNSプロフィールへは送りません。フォローさせる時間があるなら、地図を開かせるほうが来場に近いためです。
| 期間 | 目的 | 配信面 | ターゲティング | 着地 |
|---|---|---|---|---|
| 開幕2週前 10月下旬 | 認知 | YouTube インストリーム/ショート Instagram Reels・Stories/TikTok |
京都・大阪・滋賀在住/旅行・写真・おでかけ関心層 | LP(ティザー)+動画視聴の蓄積 |
| 開幕週 11月上旬 | 来場喚起 | Meta フィード・Reels/Google 検索連動 Google ディスカバリー |
上記+京都市内に滞在中の位置情報/「京都 紅葉 ライトアップ」等の検索 | LP(販売・アクセス)/Maps |
| 会期中 11月中〜下旬 | 来場喚起 | Meta/TikTok/Google ローカル 当日の実写に差し替えて配信 |
京都市内滞在者を最優先。夕方16〜19時に配信を寄せる(P.09) | Maps・経路検索 |
| 全期間 | リターゲ | Meta/Google ディスプレイ | LP訪問者・動画3秒以上視聴者・Maps閲覧者 | LP(最終案内・残り日数) |
上流にいくら投資しても、着地点が弱ければ全部そこで消えます。 LPに必要なのは情報量ではなく、3つの即答です。
開催日・点灯時間・最終入園時刻・当日の天候対応を、スクロールせずに見える位置に。
料金と当日券の有無。「予約が要るのか」への即答を必ず添える。
京都駅から/四条から/主要ホテルから。所要時間と経路をそのまま表示。
ファーストビューをその日の実写に差し替え、「今日の見頃」「混雑の目安」を載せます。当日夕方に見に来た人にとって、昨日の写真は情報として古い。ここが当日券の販売装置になります。
LPの公開先(独自ドメイン/園公式サイト配下)は要確認です。★要確認
SNSをやらない、という提案ではありません。「SNSを頑張ること」を集客の中心に据えない、という提案です。会期中の毎日更新は、当日来場を押し上げる実務として必ず行います。
10月上旬 ─ LP公開と動画公開を同日に。ここが全施策のスタート地点で、これ以前に走らせても着地点がありません。
開幕2週間前 ─ 先行内覧会。プレスとクリエイター上位2名を同日に入れ、開幕日に記事と投稿が揃っている状態を作ります。
特に④ローカル連携は、ホテルの館内掲出と大学の掲示許可に申請から1ヶ月前後かかります。着手が9月にずれ込む場合、この経路の5,400人は現実的に縮小します。その際は目標人数の配分を引き直させてください。
| 階層 | 指標 | 目標(仮置き) | 計測方法 | この指標で何を判断するか |
|---|---|---|---|---|
| 最上位 | 来場者数単一の成果指標 | 30,000人 | 入場実績(主催者集計) | 本提案の成否そのもの。日次で追い、週次で経路配分を組み替えます。 |
| 中間 | 経路別の来場人数 | P.06 の配分 | LP経由=UTM/ローカル=QR別/ クリエイター=専用URL |
どの施策が効いたか。ここが取れないと翌年に学びが残りません。最優先で実装します。 |
| 中間 | 動画リーチ/視聴 | 4,000,000 視聴 1,200,000 |
各広告管理画面/YouTube Analytics | 認知の総量と、動画の出来。リーチはあるのに視聴率が低い=冒頭3秒の作り直し。 |
| 中間 | メディア掲載件数・リーチ | 40件/3,000,000 | クリッピング+推定リーチ算出 | 切り口が刺さっているか。10月中旬時点で10件未満なら、切り口を差し替えます。 |
| 中間 | クリエイター経由リーチ | 1,200,000 | 各アカウントのインサイト提供 | 人選が合っているか。第2波の結果を見て、第3波の人選を差し替えます。 |
| 中間 | LPセッション | 90,000 | GA4 | 上流が足りているか。流入が少なければ広告・PR側の問題。 |
| 中間 | Google Maps 遷移・経路検索 | 18,000 | GA4 発信クリック/ビジネスプロフィール インサイト | 来場直前の行動。最も来場に近い指標で、当日施策の効果がここに出ます。 |
| 中間 | QR流入 | 12,000 | QRコード別の計測用URL | ホテル・大学・店舗のどこが効いたか。翌年の連携先を絞る材料になります。 |
フォロワー数/投稿本数/いいね数。数字は毎月記録し、レポートにも載せますが、成果としては評価しません。初年度にこれらを追うと、来場に効かない作業に工数が流れるためです。
会期前は月次、会期中は週次でご報告します。報告書の1ページ目は常に「現時点の累計来場者数と、目標ペースとの差」から始めます。差が出た週に、何を組み替えたかまでを記録します。
収益構造がまだ確定していないためです。
通常の入園料と、ライトアップに伴う追加料金とでは、収入の帰属先が異なる可能性があります。
帰属が確定しないまま「売上を最大化する」と置くと、誰の売上を最大化するのかが定義できません。
したがって本提案は、責任範囲を「集客」に限定します。収益設計は、構造が確定した時点で別途組ませてください。
経路別の来場データ、当日券と事前購入の比率、滞在時間、Maps経由の来場割合。これらは来年の価格設計と物販設計にそのまま使えます。今年は測るだけ測って、判断は翌年に回します。
| 収入 | 帰属先(想定) | 状況 |
|---|---|---|
| 通常入園料 | 京都府 | 従来どおり★要確認 |
| ライトアップ追加料金 | 東急側 | 金額・徴収方法とも未確定★要確認 |
| 物販・飲食 | 未定 | 今年は実施可否から未確定★要確認 |
| 協賛・スポンサー | 未定 | 本提案の範囲外 |
収益の帰属が確定した段階で、「この事業の成功とは、誰にとっての何なのか」を一度すり合わせさせてください。集客と収益のどちらを優先するかで、料金設計も広告の打ち方も変わります。
本提案は「まず人を集める」を優先した場合の設計です。
各段の転換率は P.06〜07 の内訳と同じ仮置きです。1箇所を動かすと全段が動きますので、実績が出た時点でまとめて更新します。
左の逆算は、金額から作った数字ではありません。30,000人という目標だけを起点に、上流へ遡って作った数字です。
だから予算の議論も「いくら出せるか」ではなく、「6,800,000リーチを作るのに何が要るか」から始まります。
デジタル広告の出稿費。金額とリーチがほぼ比例するため、ここだけは金額が人数に直結します。枠が半分になれば、この経路の人数も半分になります。
動画・メディアPR・クリエイター・地域連携。金額に単純比例はしませんが、①の効率と、無料で伸びる分の上限を決めます。動画が弱ければ、同じ出稿費でも来場は落ちます。
①の出稿費を200万円と仮に置いた場合の数字です(P.16)。この前提が変われば必要リーチの充足度も変わるため、予算表(P.23)と逆算は必ず同時に更新します。単価の根拠は P.24 に置いてあります。片方だけ動かすと、資料の中で数字が食い違います。
梅・竹・松の違いは、この6,800,000リーチをどこまで積み上げるかの違いです。積み上げが足りない分は、そのまま来場者数の不足として現れます。
各プランの中身は P.22、金額とKPIの想定は P.23、その単価根拠は P.24 です。
| 費目 | 梅 | 竹 ─ 推奨 | 松 | この費目が動かす指標 |
|---|---|---|---|---|
| 動画/クリエイティブ制作費 | 70 | 150 | 250 | 動画リーチ・動画視聴。他の全費目の効率を決める(P.12) |
| メディアPR費 | 25 | 90 | 160 | メディア掲載件数・推定リーチ(P.13) |
| デジタル広告費(出稿+運用) | 75 | 240 | 360 | リーチ・LP流入・Maps遷移。金額が人数に直結する唯一の費目(P.16) |
| インフルエンサー費(起用+進行) | — | 140 | 210 | クリエイター経由リーチ・専用URL流入(P.14) |
| ホテル/大学/地域連携費 | 25 | 80 | 150 | QR流入・接触人数(P.15) |
| その他制作/運用費 | 105 | 200 | 280 | LP・計測実装・ディレクション・レポート(P.17・19) |
| 合計(税別) | 300 | 900 | 1,410 | この総額に対して、下のKPIを想定しています。 |
デジタル広告費のうち媒体出稿費=梅60/竹200/松300万(残りは運用代行=出稿額の20%)。積み上げの単価根拠は P.24。
確定見積ではありません。含まないもの=印刷・現地制作物/撮影実費/販売手数料/交通宿泊費(P.27)。★要確認
| 指標 | 梅 | 竹 ─ 推奨 | 松 | 区分と算出の根拠 |
|---|---|---|---|---|
| 想定リーチ | 1,300,000 | 6,800,000 | 10,200,000 | 想定広告imp+PR推定リーチ+クリエイター+現地掲出 |
| 動画視聴 | 270,000 | 1,200,000 | 1,800,000 | 想定動画リーチ×視聴率30% |
| LP流入 | 16,000 | 90,000 | 133,000 | 目標GA4で実測 |
| メディア露出 | 8 件 | 40 件 | 55 件 | 目標クリッピングで実測 |
| インフルエンサーリーチ | 実施しません | 1,200,000 | 1,800,000 | 想定起用数×平均リーチ10万 |
| QR流入 | 3,000 | 12,000 | 16,000 | 想定QRごとに計測用URLを分けて実測 |
| 想定来場者数 | 約12,000 人 | 約30,000 人 | 約40,000 人 | 目標自然来場7,500人を含む。PR施策寄与=梅4,400/竹22,500/松32,900人 |
梅の現実的な着地は約12,000人です。インフルエンサーと地域連携を落とし、広告出稿を絞った構成では、必要リーチ6,800,000に対して約19%しか積み上がらないためです。
梅は「30,000人を安く達成するプラン」ではなく、「予算の上限が決まっている場合に、最低限の認知だけは確保するプラン」とお考えください。30,000人を目標として置くなら、竹が下限になります。
単価はいずれも一般的な市場相場の水準です。
仕様・実費により変動するため、確定見積ではありません。
| 費目 | 単価の置き方(相場データ) | 梅 | 竹 ─ 推奨 | 松 |
|---|---|---|---|---|
| 動画/ クリエイティブ |
実写ブランドムービー 60〜90秒(1日撮影+編集)=80〜150万 展開版の書き出し・再編集=1本 3〜8万 |
簡易撮影 1本+展開2版 =70万 |
本編1本+展開5版+広告用静止画 =150万 |
竹+追加動画2本+会期中クリエイティブ =250万 |
| メディアPR | PR業務の月額リテーナー=月 30〜80万 単発リリースの作成・配信=1本 10〜30万 |
リリース1本のみ =25万 |
3ヶ月(9〜11月)+先行内覧会 月30万×3=90万 |
4ヶ月+個別アプローチ・取材誘致 月40万×4=160万 |
| デジタル広告 | 動画広告のCPM=800円(YouTube/Meta/TikTok の動画面の実勢) 運用代行=出稿額の20%(業界標準) |
出稿60万=75万imp +運用15万=75万 |
出稿200万=250万imp +運用40万=240万 |
出稿300万=375万imp +運用60万=360万 |
| インフルエンサー | 起用費=フォロワー×3円(マイクロ帯の相場2〜4円の中央値) 平均3万フォロワー=約9万/名 |
実施しません | 12名=108万+進行32万 =140万 |
18名=162万+進行48万 =210万 |
| ホテル/大学/ 地域連携 |
交渉・納品・フォローの人件費換算 ディレクター1名=月60万×稼働率 |
主要ホテル20施設のみ =25万 |
118施設(60+8校+50) 2ヶ月×稼働50%+期中=80万 |
+館内枠・商店会・広域観光 =150万 |
| その他制作/ 運用 |
LP 1ページ完結レスポンシブ=40〜100万 GA4・計測実装=10〜20万/ディレクション=月25〜30万 |
LP40+計測10+DIR45+報告10 =105万 |
LP70+計測15+DIR85+報告30 =200万 |
LP100+計測20+DIR120+報告40 =280万 |
自然来場7,500人はどのプランでも施策費と無関係に発生するため、分母から除いています。入園料との比較は収益の帰属が未確定のため判断材料には置きません(P.20)。
梅は動画・LP・ディレクションという固定費を少ない人数で割るため、1人あたりが最も高くなります。松は達成確度のバッファ(P.22)を買う分だけ、竹より単価が上がります。
竹は、固定費が効率よく回り始める点と、バッファを積み始める点のちょうど間にあります。これが竹を推奨する、金額側からの理由です。
YEAR 1 は「人を集める」、YEAR 2 は「その人たちに深く体験してもらう」、YEAR 3 は「その体験を毎年の習慣にする」。順番を入れ替えることはできません。体験の作り込みを先にやっても、見る人がいなければ何も検証できないためです。
今年ご提案しているのは、この3年を始めるための1年目です。

そのために、今年やるべきことは一つだけです。
限られた会期のなかで、3万人に園に立ってもらうこと。
光は、写真では伝わりません。実際にその場に立った人だけが、翌年も来ます。
だから初年度は、体験を作り込むことよりも、その体験を見る人を集めることに全部を使います。
3万人が立った実績と、その人たちがどこから来たのかというデータ。
この2つが、来年からの「毎年行きたくなる場所」をつくる土台になります。
3万人。動画を軸にした5本柱で、認知から来場までを一気に通す。
AR・スタンプラリー・IP・グッズ。体験価値と収益性を、母数の上に載せる。
京都の秋の風物詩へ。名前で検索され、広告をかけなくても人が来る状態に。
P.06 で「どの経路で何人を獲るか」、P.22 で「どこまで施策を積み上げるか」を置きました。
残っているのは金額の確定と、プランの選定だけです。
この2つが決まれば、P.21 の逆算にそのまま通して、プラン別の想定KPIまで一気に確定できます。
梅・竹・松のどこまで積み上げるか(P.22)。当社としては竹を推奨しますが、まず「30,000人は必達か、目安か」からご相談させてください。
P.23 の参考値をベースに実額を確定する作業です。とくにデジタル広告費は、3万人のうち7,500人に直接連動します(P.07)。
日数と料金が変わると、逆算の全段が動きます。
P.06 の5経路の人数を、着手前に合意事項として確定させてください。
金額を先に決めていただければ、KPIはこちらで逆算します。逆に、KPIを先に決めていただければ、必要な金額を逆算してお出しします。どちらからでも入れます。
| 印刷・現地制作物 | ポスター・チラシ・QRカード・卓上POP・現地サイン |
| 動画の撮影実費 | 機材・スタッフ・許認可(規模により変動)★要確認 |
| チケット販売手数料 | 販売プラットフォーム側に発生する費用 |
| 交通費・宿泊費 | 京都以外からの移動分(実費精算) |
ver.02 でご提出した御見積書(梅200/竹300/松400万円)は、前回の施策構成に基づくものです。金額をそのまま流用すると本提案の中身と対応しないため、意図的に本書へは持ち込んでいません。P.22〜23 のプラン構成に合わせて組み替えたうえで、次回、改めてご提出させてください。
本書の数値目標・工程は、下記が未確定のままの仮置きです。確定した項目から順に、実数へ更新してご提出し直します。
| 確認事項 | 確定しないと何が決まらないか | 該当 | 優先 |
|---|---|---|---|
| 広告出稿費の枠目安200万円 | 3万人のうち 7,500人(25%)が直接この枠に連動します。枠が確定しない限り、目標人数そのものが確定しません。 | P.07 / 16 / 23 | 最優先 |
| 事業の正式名称ロゴ・商標の有無 | 動画・LP・SNS・報道資料・ホテル配布物のすべての起点。これが無いと制作を始められません。 | P.11 / 18 | 最優先 |
| 会期・点灯時間・最終入園時刻 | 逆算の全段。ホテル・大学への配布物の記載内容。LPの「今夜やってるか」の即答。 | P.03 / 17 | 最優先 |
| 料金設定追加料金の有無・学割 | LPの表示、配布物の記載、広告の訴求。当日券のみか事前販売もあるかで、施策の組み方が変わります。 | P.08 / 17 / 20 | 最優先 |
| 実施エリアの確定範囲 | 動画の撮影構図、フォトスポット、園内の回遊導線。動画着手の前提条件です。 | P.12 | 最優先 |
| 照明計画の確定時期 /プレ点灯の可否 | メイン動画の撮影日。動画が出ないとLP・広告・PRのすべてが後ろにずれます。プレ点灯で撮れるかどうかが工程を左右します。 | P.12 / 18 | 最優先 |
| 収益の帰属入園料/追加料金 | 収益KPIを設計できるか否か。本提案では集客に限定していますが、確定後に別途整理が必要です。 | P.20 | 高 |
| 園公式の情報発信との関係 | Google ビジネスプロフィール・公式サイト・公式SNSの編集権限。園側の運用と重なるため、役割分担の整理が必要です。 | P.17 | 高 |
| 園内掲出の可否と物量 | 自然流入 7,500人の根拠。最も安く確実な経路なので、可否は早めに確認したい項目です。 | P.06 / 07 | 高 |
| 撮影ルール三脚・商用撮影 | クリエイター施策と「撮りに来る人」への訴求。禁止事項が多いと、この層は狙えません。 | P.08 / 14 | 高 |
| 前年度の実績データ | 来場者数・流入経路・SNS実績。ご共有いただければ、本書の仮置き数値を実データに基づく水準へ更新します。 | 全般 | 高 |
| 駅構内・公共掲出の可否 | ローカルネットワークの接触量。地下鉄烏丸線の掲出が取れると、接触は大きく上振れします。 | P.15 | 中 |
| 物販・飲食の実施可否 | 今年は収益KPIから外していますが、実施する場合は導線をLPと現地サインに追加します。 | P.20 | 中 |